怪獣のように難解なマーケ用語の手懐け方

ルー大柴的な世界だと思った同志へ
ムロヤ 2024.01.17
読者限定

マーケティングを学びだしたころ、専門用語の数に圧倒されました。

4P

マーケティングリサーチ

USP

ポジショニング

ブランディング

CPA

リスティング

コンバージョン

CTR

セグメンテーション

マーケットシェア

インバウンドマーケティング

ファネル

カスタマージャーニー

ペルソナ

インサイト

ベネフィット

ウォンツ

ニーズ

リターゲティング

オウンドメディア

DMP

SSP

DSP

RTB

CDP

うわーーーーーー

って思いますね。私もそうです。

そんな原体験からか知りませんが、ムロヤの過去のコンテンツを見返していて気づいたことがあります。

専門用語についての記事多っ!

拙者、マーケティングやブランディングは、結構独学で苦労しました。

いやぁ、ほんとカタカナの専門用語とか、アルファベット三文字の言葉が多いですよね。

初めての商談同席で飛び交ってる言葉が宇宙語に聞こえてた頃が懐かしいです。

で、ちょっと思ったんですけど、

なんでこの世に専門用語ってあるんでしょうね?

また最近はネットで「本当に頭がいい人はわかりやすく説明できる」みたいな発信を目にするようになりました。本当にそうなのでしょうか?たびたびこれについて論争も起きています。

私なりの整理ですが、こんな感じだと思うのです。

⭐️専門用語が威力を発揮するシチュエーション例

こんな感じで、専門用語を共通言語として使えている集団では、めっちゃ会話が早そうですよね。

このことから、専門用語とは小難しい会話は絶対悪ではなく、専門家同士の意思疎通のスピードアップに必要なものだとわかります。

学問の世界では、論理の積み上げに必要なものだとわかります。

次の例ではどうでしょう?

ああああ、なんか途端にコミュニケーションに難が発生しそうですよね。

ついてこれてないじゃんっていう。

進化系のこちらはどうでしょう?

なんかもう目も当てられないですよね。

リードジェネレーションとかリードクオリティケーションとかSDRとかBDRとか会話に飛び出すのは、新参者には辛いです。

こちらとしては伝えているつもりでも、チームメンバーには伝わっていないかもしれません。

マーケ初学者ばかりのチームならこっちの方が実行力の高いチームになれる

伝わらないくらいだったら、かっこ悪くても平易で伝わる言葉のほうがいいですよね。

そうですよね。うんうん。

専門用語とは、プロ向けの仕事道具

専門用語が多いということは、それだけ概念を言語化できており、再現性を高められているということ。

平たい言葉で言えよと言いたくなるけど、その専門用語の海に浸った方が体系的に論理立てて学べるメリットがあります。

概念とは思考の道具です。

専門用語をたっぷり習得することは、精密機械をたくさん揃えるみたいことだと思います。

その領域の問題解決の思考の精度が高まるのです。

卓球王国の中国では回転やフォームに関する専門用語がめっちゃ多いらしいです。優れた師はこういう言葉をたくさん知ってるのだと思う。

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指導者やトップ選手が当たり前に使っている、特徴的な専門用語の例(AI調べ)

  • 撞击(ジュンジイ)と 摩擦(モーツァー)
    ⚬ 中国ではすべての打球を「ぶつける成分(撞击)」と「擦る成分(摩擦)」のブレンドとして捉えます。「今は撞击7、摩擦3のイメージで打て」といった具体的な比率で指導されます。

  • 借力(ジェーリー)と 発力(ファーリー)
    ⚬ 相手の球の勢いや回転を「借りて返す(借力)」のか、自分の筋力で「自ら力を生み出して打つ(発力)」のかの区別です。

優れた指導者はこれらの言葉を使い、「どこで地面を蹴り(蹬地)、どれくらい球を掴んで(吃球)、どんな比率で押しと擦りを混ぜるか(撞击:摩擦)」を、選手に物理現象として極めて再現性高く伝えることができます。言語が運動イメージを補けている良い例と言えます。

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上記を中学の頃に知っていたら、もっと強くなれただろうな。。。

取扱注意[ ! ]

ただ、普段使わない専門用語とか扱い慣れてないうちは、慣れてる道具(概念)で本質を掴めるように心がけるとよきだなと思うのです。

例えば「KGI/KPI」で悩む人は、KGI/KPIを考えない方がいいと思います。

「マジで達成したいゴールと、ゴールに近づくためにめっちゃ大事で連動する中間ゴールはなんだろう〜」

と考えるのお勧めです。

慣れない専門用語は使い慣れてない道具みたいなものです。

本質に迫って腹落ちできる言葉で思考を進めましょう。

これはいろんな専門用語、領域の習得にも言えます。

既知の知識に結びつけて、目的にしがみついて思考を始める方がいいのです。

「インフルエンサーマーケティング」であれば、こういった手垢にまみれたカタカナ用語で考えちゃって思考停止せずに、

・あの人からのお墨付きをいただきたい!

・あの方からの発信で、新しく関心を持ってくれるようにしたい!

とかの本当に求める変化を追求すること。

学習方法として

概念の緻密さと、概念のわかりやすさは別モノです。

専門領域について専門用語だけで学ぶのは、ときに非効率でもあります。

おすすめの学習方法があります。それは

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続きは、1984文字あります。
  • 専門用語を欲する人間のインサイト
  • 専門用語の手懐け方
  • 日本語でまなぼ
  • もっと大人の学びは楽しくわかりやすく面白くできる
  • おまけ:カタカナのいい使いどころ

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