隠れた名著・通称『ブランディングの科学3』の読書メモ
こんにちは、ムロヤです。
ブランド構築は投資である以上、無駄に溶かさない工夫を巡らせたいものです。
そこで役立つのがブランディングの科学3(?)の『ブランディングの科学 独自のブランド資産構築篇』の本です。隠れた名著です。

今回はこちらに関する社内メモを放出します。
<7月の放出祭、公開済みリスト>
ポイントをかいつまんでご紹介
覚えることは一つ、DBA!
中核となる概念が「Distinctive Brand Assets(特徴的なブランド資産)」です。略してDBA。
ブランドのメンタル・アベイラビリティ(消費者の頭の中で容易に思い出せること)を構築する上で極めて重要。これらの資産は、消費者の記憶とブランドを結びつけ、ブランドが特定の状況下ですぐに思い出されたり、認識されたりするのを助けます。これは、単なる機能的な差別化に留まらない、ブランドの識別性を高めるためのアプローチで、差別化とは違う。USP(独自の強み)とも別物。
具体例としては、ブランドロゴ、パッケージの形(例:コカ・コーラの瓶のシルエット)、ブランドカラー、特定のメロディー(例:コンビニの入店音、テレビCMの曲)、キャラクター(例:auの三太郎、ソフトバンクの白戸家)、さらには特定の体験や思い出(例:90年代に流行したスニーカー)など
要するに識別性の高いビジュアルとかそういうやつ!
埋もれずに、一目で認識してくれる
→記憶が蓄積してもらいやすい
→ 思い出してもらいやすい
ということ!
事例解説

誤解したケースも。

よく見るとウィルキンソンのロゴが黒金なだけなんだけど、人間は文字よりも色やカタチから認識しようとする認知科学みを感じたエピソードでした。
(そしてライザップはDBA獲得してるなと)
2軸での整理
ロマニウクは資産を2軸で評価する。
Fame(知名・想起の広さ):その手がかりを見て、自社ブランドを思い浮かべる人がどれだけ広いか。
Uniqueness(独自帰属):その手がかりが自社ブランドにだけ結びつくか。他ブランドや一般カテゴリーと混同されないか。
ロマニウクは2つのうちUniquenessをより重視する。広く知られていても他に流用されていれば、その資産を使うほど競合やカテゴリー全体を助けてしまうため。

主な資産タイプの例

などなど。
このあたりはAIに聞けば出してくれます。
また、昔はこんなふうにスプレッドシートでDBAの現状分析をしていましたが、今やAIにだいぶ任せられるようになりましたね。

あとSONYや任天堂Switchとかでお馴染みのサウンドロゴは今はAIでも挑戦しやすい施策になったものだと感じた。