ダッシュボードにあるのに見ていない指標はないか?

自律神経が教えてくれた見ていなかったKPI
ムロヤ 2026.09.16
誰でも

先週の土日はどこかイライラするような感情に捉われてしまっていました。

そんな中、ふとどこかで「心拍変動(HRV)」と呼ばれる指標がメンタル面で大事だと思い出しました。

Google Healthを覗いてみると健康管理の指標である「心拍変動(HRV)」の動きを全然見ていなかったことに気づいたのです。

見てみると、しっかり数値が下がっていました。直近1ヶ月の平均は37msに対して、土曜は27ms、日曜は26msと個人基準値のボトムラインに近い数字だったのです。

心拍変動とは、心臓の拍動と拍動の間隔に生じる、わずかな時間差やゆらぎ。自律神経のバランスを反映する指標と言われています。

要するに、以下のような状態と読めるのです。

  • 心拍変動が高い→1拍ごとの心拍の間隔(ゆらぎ)の幅が大きい→自律神経のうち「副交感神経」が優位になり、心身がリラックスできている

  • 心拍変動が低い→→1拍ごとの心拍の間隔(ゆらぎ)の幅が小さい→自律神経のうち「交感神経」が優位になり、心身がストレスや緊張状態にあることを示す

一見、心拍変動が低い方が安定していて良さげに感じてしまうのですが、「ゆらぎが大きい」ということは、自律神経がサボらず、外の世界の変化に合わせてリアルタイムで一生懸命バランスを取ってくれている証拠らしいです。

ちゃんとこの数字の変化に気づけていれば、「今日はイライラしやすいかも」と気づくことができ、何か起こらないような事前策だったり、起きてしまったとしてもそのこと自体をメタ認知しやすくなり解消も早かったはずです。

ということで、今後は「心拍変動(HRV)」も毎朝よく見てみようと思い、Google Healthのダッシュボードを変えて、すぐ目に入る位置に項目を移動させておきました。

これはマーケティングの世界でも同じです。

こういう指標はあると知っていたり、ダッシュボードにあるからと見ているつもりでも、全然見ていない指標はありませんか?

実は大事になりそうな予兆だったり、逆に絶好のチャンスかもしれません。数字をよく見て、解釈し、「いい結果に導かせていくための行動変化」に繋げていきましょう。

例を以下に挙げます。あなたはいかがですか?見ていたようで見ていなかった指標はありませんか?

・自社ブランドの非助成想起率は、競合と比べてどうか?

・自社や自社ブランドのUGC数がジリジリと減っていないか

・自社や自社ブランドの指名検索数(Googleトレンドの数字)がジリジリと減っていないか

・リード数は多く獲得できていても、ターゲット層の含有率はどうか?

・開催中のイベントやセミナーのページ訪問者数はどうか?

・CACとLTVはどうなってるか?

・コンテンツ発信は前回から何日経過しているか?空きすぎていないか?

・自社メディア流入比率は?

・F2転換率はどうか?

・チャネル別のCPAはどうか?

・WebのCV後の架電ベースや成約ベースやLTVベースでの各チャネルのCPAはどうか?

・ブランドマーケ投資とダイレクトマーケ投資の過去三年間の比率推移は?

マーケティング活動の調子の変化を早めに知らせてくれる「HRV」のような指標はきっとこの世にたくさんあるのだろうなと思ったのでした。

視界の範囲にあるはずの情報でも、全てをきちんと知覚し認識し行動変化につなげているわけでもないなと。

***

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