AIペルソナは歓迎、ゴリゴリ使うべき|マーケティングリサーチャー・山本寛さん
ゲストの山本寛さんは、某国民的テーマパークや人材紹介会社、総合エンターテイメント企業にてマーケティングリサーチャーとして務める顧客理解のプロ。以前にムロヤメルマガで認知施策についてのインタビューもしており、人気記事となりました。
顧客理解におけるインタビュー調査のポイントや、AIペルソナの是非、ブランド定点観測調査の問題などについて聞いてみました。
■ 山本さんとお話しした議題
「これが本音で、これが嘘」という区別はほぼない。リサーチャーが聞いているのは、その場・そのシチュエーションにおける本音だけ(00:55〜)
インタビューはあくまでバーチャルな場。テーマパークの話を聞いても、その人はテーマパークにいない。食べた時の話を聞いても、食べている場ではない(03:03〜)
本音を話している瞬間は見た目でわかる。目を輝かせ、身を乗り出し、聞いていないことまで喋り出す(03:37〜)
逆に、口調が遅くなる、目線が泳ぐ、「うーん」となる。そこから先は注意して聞くモードに切り替わる(04:17〜)
言っていることとやっていることが違う人を、嘘つきだと判定した瞬間に分析は失敗する。嘘=ノイズとして切り捨てるしかなくなるから(05:26〜)
娘がラブブを欲しがって隣町から秋葉原まで探し回ったのに、買った瞬間に熱が冷めた。欲しかったのは、取り残される恐怖(FOMO)の解消だったのでは(09:30〜)
人には光も闇もある。これが人間の仕様です、と受け止められると、むしろ心が楽になる(14:13〜)
強いマーケティング組織ほど、消費者理解のチームをプロダクトから切り離し、社長直轄に置いたりする。フェアネスをどう担保するかという話(16:21〜)
AIペルソナは歓迎、ゴリゴリ使うべき。インタビューは4〜6グループやるうち最初の1〜2が仮説づくりで消えるので、そこを代替できる(25:06〜)
ただしAIペルソナに新しいカテゴリーやマイナーな対象を聞くと、知らないと答えるか、嘘をつくか、勘違いするかのどれかになる。存在しないブランドについては答えようがない(27:59〜)
ブランド調査で、もう使っていない設問が消せないまま積み上がっていく。削って何か言われるのが怖いから残る、負の遺産。(30:27〜)
■ 出演
ゲスト:山本寛さん(マーケティングリサーチャー)
・X:https://x.com/yama_research
ホスト:室谷良平(ムロヤ)
・X:https://x.com/rmuroya
・ニュースレター:https://rmuroya.theletter.jp/
ぜひご視聴ください。
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