マーケティング施策の幻想:新奇性と効果性の追求
当たり前のことを当たり前にやれることが最強だと思います。
でも人はバイアスに満ちてるのでそうもいかない。
このたび、思考の整理も兼ねて図にしてみました。
図で表すとこんな感じでしょうか。
ここの右上の灰色の象限に目が行きがち。
いつもこういう真新しくて効果的そうな施策がないか追い求めている。
メディアもそれっぽい情報はPV稼ぎやすいのでそういう発信を浴びがち。
でも実際のところ、新奇性が高くて効果的な施策ってどれだけあるのか。
新奇性が高いということは真新しいということ。真新しいということは、これまで誰もやったことがないとか、知ってる人が少ないということ。
こう思うと、母数としてめっちゃ少なそうですよね。砂金レベル。
で、「当たり前のことを当たり前にやりきる」なんて言葉がありますが、それはこの左上のところ。
この象限はおざなりになりがち。そして自分は当たり前のことはできている、と思い込みがち。
以前に「能力の自己認識がズレてる人」というテーマでnoteを書いたことがあります。参考に貼っておきます。まさに、この図のとおりかと。
ここが1番の金脈なのに、ちょっと掘っただけで右上の象限に目がいってしまうんです。人間は。まだまだ左上で掘れるのに。この左上の象限には、先人の知恵が詰まってるのに。
「当たり前のことを自分はできている」というバイアスがネック。そうならないためにも謙虚な姿勢を持ち続けること。常に学ぶ姿勢であったり、本質的な成果を追い求める姿勢なのかなと思いました。
真実・誠実・謙虚。ここに詰まってますね。
こっち来てください。キューブあげます。
<今回のまとめ>
・ひとは新奇性があって効果高そうな施策を追い求めがち
・だけどそんな施策はめっちゃ少ないと思う。幻想レベル
・そんなことより、知ってて当たり前のこと、やれてて当たり前のことを本当にやりきりまくることに伸び代がたっぷり
・ひとは当たり前のことは自分はできてると思い込みがち。これが阻害要因
・だから謙虚な姿勢がなんやかんやこういう局面でも成長につなげてくれるから大事
・キューブ
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