【6】ムロヤメルマガ特集号「無料でマーケティング実践経験を積む8つの方法」

無料でマーケティング実践経験を積む8つの方法
ムロヤ 2026.02.19
読者限定

毎月、第1・第3木曜日に特集号を配信しています。

■1.マーケティングの実践経験を無料で積む方法

戦術家から戦略家へ。作業者から指揮者へ。部分最適から全体最適へ。

生成AIの台頭が、変革を迫っています。

戦略家には俯瞰した視点、オーケストラの指揮者のようにあらゆる楽器の音色や使い所を知らないといけません。

デジタル時代のマーケティングの戦術は高度細分化しており、すべてをプレイヤーとしても100点を目指すことは極めて難しいです。とはいえ、広く薄く要点を掴めておくのは欠かせない。

ゼネラルな視点を得ようと本などで手法論やフレームワークを知識としては知っていても、いまいちピンとこないことも多いはず。

そんな時は経験あるのみ。

「経験を積みたいけど、業務では触れられない」という方でも、個人でできることがめちゃくちゃあります。

前に アフィリエイトで学ぶWebマーケティング というメルマガでも近しいことを書いてましたが、SEOとかSNSとか手法別にできることをざっとご紹介します!

(越境したり手を挙げて実務機会をもらうとかは、大企業だと通用しない方法もあるかもですが、そこはご了承ください)

SEOは、ブログを開設すればいい

SEOをちゃんとやったことがない人は、まずブログを書けばいいです。私は「はてなブログ」から始めてました。そしてWordPressで「ターゲットは長万部」を実験サイトとしてやってました。

自分でやってみると、

「ああ、こういうキーワードを狙ってみたけど全然検索されない。あ、そもそも月間検索ボリュームが少ないからか!」

「順位の圏外が続くと萎えるな」

「タイトルを変えるだけで順位って変わるんだ」

とか色々学びも多いです。

とりあえず自分の手でコンテンツを作ってみて、そのコンテンツの順位を追ってみましょう。狙ったキーワードでGoogle検索の何位にいるか目視で見てみましょう。順位計測ツールも世にはたくさんあります。シンプルに、そこからでいいと思います。

やり始めてSEOの数字が動くと、急に面白くなります。SEOで1位をとれた時の高揚感よ。

参考:こちらは最近は全然更新できていない個人ブログ「ターゲットは長万部」のサーチコンソールの数字です

(界隈では「サチコ」と略されます。なお、リスティング広告を「リス」って略す人はあんまり出会わないです)

アクセス解析もどんどんやればいい

個人でブログやサイトをもってSEOを学ぶなら、Googleアナリティクスも設定しちゃいましょう。

会社の環境ではやれてなかったような、実験的な環境設定とかどんどんできちゃいますからね。

イベント設定とか、探索レポートも誰からの評価も気にせずにガンガン触ってみたらいいんです。

また、ダッシュボード系もLooker Studio(旧データポータル)が無料で使えますので、どんどん触ってみるといいですね。

SNSは、匿名・趣味アカウントからやってみたらいい

TikTokやインスタとかの解像度を高めたいなら、実験アカウントを作っちゃいましょう。

「自分の名前を出した発信はちょっと…」という場合なら、メディアアカウントを作るのがおすすめです。地元の情報を発信するアカウントでも、趣味のアカウントでも全然いいです。出身地のグルメや観光地を紹介するメディアを作ったりするのもありです。

SNSも一緒で、とにかく見る専じゃない発信用のアカウントを開設して、アカウント設計や投稿企画してみて、手を動かして運用してみることですよね。フォロワーが増えない悩みも、エンゲージメントの感覚も、やってみないとわかりません。

ショート動画も自分で作ってみると、動画編集って奥が深いんだなぁとか、散々言われてるけど冒頭の1秒が本当に命だなとか色々感じます。動画編集ならCapCutとか便利なツールもたくさんでてますしね。

広告は、1,000円から始めていい

広告運用とかなら、もし会社で運用中ならクリエイティブ改善にも手を貸すとか、管理画面の軽めの権限をもらって見てみる方法もあります。

個人でやるには広告はちょっとハードルが高いですが、できないことはないです。個人でGoogle広告を1,000円とか数千円投じるのもいいでしょう。入稿の仕方、入札の感覚、クリエイティブの違いによるCTRの変化。小さくても本番でやると全然違います。

と、色々書きましたが、私自身は広告運用をプライベートの学習用にしたことありませんでした!広告運用はウェルクスという人材ベンチャーにいた頃に担当させていただきました。この頃に経験できて本当よかったなと思います。

参考:ムロヤのWebマーケティングの師匠である、当時の上司にインタビューした記事がこちら https://rmuroya.theletter.jp/posts/71cbb870-5159-11f0-9fc8-af4322c1cba0

ということで、広告運用については現場に機会があるなら、そこで経験を求めるのが一番いいです。

(アドアフィとか、個人でも収益が見込めるものならやってみてもいいかもですね。有料noteを書いてX広告してみるとか、色々方法はあります)

4PのProductの経験は、まずはSUZURIで

商品コンセプトや値付けを学ぶのに、「物を作って売る」が最速です。とはいえ、消費者コミュニケーションの経験は社内でも積みやすいが、商品となると関わるのは難しい。そんなケースもあると思います。

自分でOEMとかを探さずとも、今や便利な手段がたくさん。

私は遊びでSUZURIというサービスを使ってマグカップを作ったことがあります。

「Fast Speaker Club」という早口専用ブランドです()

ある日、なんか暇だなぁと思って、勢いに任せて2-3時間でだいたい作った記憶です。

例えば、1個売れても100円しか儲からない商品に、広告でCPA200円だったら赤字ですよね。許容CPAが自分の痛みとして理解できます。

当たり前のことなんですけど、自分でやってみて初めて腹落ちする感覚を掴みやすくなると思います。

後日談:

この「ゆっくりマグカップ」は、ウェビナー登壇するときに早口にならないように水分補給のたびにメタ認知させる目的で作っていました。だから「ゆっくり」と赤い文字でプリントされたデザイン。

そしてある土日の朝、このゆっくりマグカップでコーヒーを飲んだのですが全然ゆっくりした気分になれませんでした。なんかソワソワするというか、落ち着かないというか。過去の登壇シーンの記憶や、緊張時の自分が無意識に呼び起こされる感じがするのです。

自分の消費体験を分析してみました。メタジャーニー分析です。

おそらく、戦闘モード(覚醒時)のときに「ゆっくり」を意識させるものだったため、そのブランド連想が強化されてしまったがために、本当にまったりしたい時には役立たないのだと。

ムロヤ(室谷良平)
@rmuroya
このコップ、用途が特化しすぎてて、もうなんかブランド連想的にセミナー以外のシーンでは心からゆっくりできないなと作ってみて思いました。
2022/05/11 11:31
2Retweet 15Likes

体はリラックスしたいのに、脳が「仕事モードの記憶」を再生させようとしたのだとわかりました。

要は、このコップは、興奮状態を制御するツールなのです。得たい感情便益は「完全オフ」なのに。。。

というのも商品を作ってみて自分で体験(経験学習)してわかったことなのでしたw

Webサイト制作も、コンバージョン改善も無料でできちゃう

WordPressも無料で触れますし、STUDIOも無料プランがあります。私の会社サイトも今はSTUDIOで作っています。会社サイトに導入する前に、無料プランでSTUDIIOの使い勝手を実験しまくってました。その過程で生まれた産物がこちらです。

この記事は無料で続きを読めます

続きは、4200文字あります。
  • ブランド設計は、セルフブランディングで学んでみる
  • イチ担当者でも戦略を作ってみたらいい
  • 経験という身銭を切るんです。
  • ■2.ニュースコメント
  • ■3.直近のメルマガ
  • ■4.編集後記

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