会社名の決め方、株式会社スノードームの事例
こんにちは、ムロヤです。
昨日に、起業に関するお知らせをしました。

ホットリンクを6月末に退職し、株式会社スノードームという会社を設立しました。
社会がもっと良くなるようなプロダクトやサービスを世に届け、人々の生活が豊かになるような手助けをしていきたいと思います。…
株式会社スノードームと言います。よろしくお願いいたします。
(起業後も引き続きムロヤメルマガは配信していきますのでご安心ください!アウトプットすることで自分の思考の整理にもなりますし、メールの受信トレイを通じて皆様との接点にもなりますので)
さて、今日は記憶が新鮮なうちに「会社名の付け方(苦悩編)」というお話をしたいと思います。
再現性のあるメソッドではありませんが、起業を考えている方、将来自分も何かやってみたいなぁと思う方の参考になれば嬉しいです。
社名の由来
社名の由来はSNSでもお伝えしているとおり、
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■社名について
スノードームの丸い透明な容器に入ってるミニチュアの視点を思い浮かべてみてください。すごいキラキラしてていい風景っぽいですよね。ああいう顧客体験を忘れたくないからです。そして、それを眺めている人を想像してみてください。いい風景っぽいですよね。
そういう作る喜び、届ける喜びを感じ続けられるような会社でありたい、そういう気持ちもあります。
スノードームって可愛いじゃないですか。原理・仕組みもシンプルでありながら面白い。さらにオルゴール付きだとすごく感情にもグッときますよね。あれくらい感情が動く商品を世に届けていきたいなという想いも込めています。
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という感じです。
スノードームはかまくらじゃなくて、こういうやつのほうです。
木村カエラのSnowdomeは名曲。
さて、造語じゃなくていいの?と思うマニアックな方に向けてもこのように補足しています。
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■社名は指名検索の観点で大丈夫なのか?
SEOやSNSにどっぷりだった者としては、造語ではないので指名検索うんぬんとかあることは重々承知しております。
しかし、今後に開発していくプロダクトやサービスブランドを伸ばしていくことで解消できればと思います笑。
あとはQDDの観点でも多少は大丈夫かと。サガとしても、会社名よりもサービス名を世に知らしめたいですし。
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どういう思考回路を経て「スノードーム」と決断したのか
ここからは、どういう思考回路を経て「スノードーム」と決断したのかについて書いていきます。
法人登記するまで、会社名だけが決まらない期間が2週間くらいありました。
ChatGPTからインスピレーションも得ようとしてたりしてました。

四文字を探してた頃。もうそうそうないよ、四文字で空いてる会社名なんて。あってもなんか既視感あるよ、きっと。

ChatGPTは何度も突っぱねても返ってくるのがほんとすごいタフガイだなと思う。
けっこう鍛えてた頃のやりとり。

まだまだ続く

他にもまだまだChatGPTの画面はあるのですが、めっちゃアイデアを得ようとしたのです。
アイデアには発散フェーズと収束フェーズがあると思いますが、収束フェーズで使えるフレームワークとかメソッドは結構世にありますよね。
でも一方で発散フェーズでいいのが出ねぇなぁと苦悩するのが現実だと思います。私はそうでしたから。
収束フェーズで使える会社名の絞り方のメソッド
収束フェーズで使えるメソッドのはこの辺。ググったり、YouTube動画を見たりもしました。
・(絶対ルール)使用できる文字であること(記号では「@」「!」「?」は使用できないらしい)
・(絶対ルール)同じ住所に同じ会社名がないこと
・商標侵害につながらないこと
・会社名でのドメインが取得できること
・検索で引っかかりやすいこと、たどり着きやすいこと
・「このスペル、どうやって読むの?」と訳わかんない英語になっていないこと
・覚えやすいこと
・発音しやすいこと(私は早口だし滑舌良くないのでここ大事)
・海外でも通用すること
こちらは社名を考えるときに使ってたNotionのメモの一部です。まずは事例研究
有名企業の会社名の由来
今の時代にアルファベット3文字の会社名はちょっと古い。NIIとかDDSとかSSA株式会社とか。古くさいし怪しい。(例に挙げたのはテキトーです。実在してる会社さんすみません)
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任天堂 理念が由来。点に任せる
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CoCo壱 カレーならここが一番
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頭文字を組み合わせる。オートバックス。アルソック。アイフル。
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場所とか物から由来。Amazon。アドビ。ニケのナイキ。オリンパス。ギリシャ神話
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組み合わせによる造語。mixi。エネオス。カルビー。セコム。ダスキン。マイクロソフト。DeNa。サイバーエージェント。サイボウズ
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リクルート。アスクル。ラスクル。おやつカンパニー。くふうカンパニー。
個人メモ
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ニューローカル
辺境
ディープ
フロンティア
ディープフロンティア
ディープスカラー
ナレッジフォース
ブック
ナレッジファースト
ナレッジベース
プレイス・オブ・ピリオド
プレイス・オブ・パリティ pop
プレイスオブ(ニコアンドのノリで)
シンカロン
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他のボツ案の紹介として、「BrandBeat」は語感的にもカッコよくていいなぁと思って他のですが、「beat」という単語はあんまりいい意味じゃないようでナシにしました。(ゲームのbeatmaniaは大好きでした。)
あと「MindWell」もかっこいいなと思ったけど、なんかガチ感があって怖い会社な感じがしそうで見送り。
ChatGPTに作ってもらった造語の「Brightopia」もいいなと思ったけど、なんか愛着が持てなくて見送り。
そうなんです。「愛着が湧くか」は自分にとって重要な判断軸でした。
社名って子供の名付けみたいなものですし。また自分や今後の社員の肩書きにもなりますから。「(社名)の〇〇です」と言った感じで。
で、なんやかんやで「スノードーム」を含む3案に絞り込まれました。
最後は決断、私が大事にした社名の軸
そうです。決断です。正解はありません。正解にするのです。何かあっても「社名変更」というカードも手札に残っていますし。
自分の場合は最低限の収束ルールには則りつつも、
・愛着が持てるか
・呼びやすいか
・覚えやすいか
の軸を大事に選定していきました。
結果、「スノードームでいこう!」と決断しました。
スノードームなら
・語感が可愛い。愛着も持てる。
・前述のように、自身の思い出も詰まってて原点回帰できる
・呼びやすい
・誰しもが聞いたことがある単語なので、一度聞いたら覚えやすい
ですし。
なお、スノードームは和製英語のようで、本来は「スノーグローブ」らしいですが、そこはまぁ日本発の企業だしいいかという判断ですw
社名をどうつけるか、そこの苦悩をご紹介しました。
これから株式会社スノードームをよろしくお願いいたします!
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