2年間ニュースレターをやってみて感じた良さをまとめてみた
このニュースレター配信プラットフォーム「theLetter」で、2022年の1月からニュースレター配信を開始して2年が経ちました。
ムロヤは個人としてブログやnoteやTwitterなどで発信しております。そんな私が2年間ニュースレターをやってみて感じた良さを、情報発信を強化したい方の参考になればいいなと思い、思考メモがてらまとめてみました。
まずは、1年前に書いたこの振り返りを以下に引用しつつ、今の自分の視点のコメントは矢印と太字で書いてます。
・変なコメントやリプやエアリプが飛んでくることがないので安心感があり、「こんなこと書いたらこんな矢が飛んでこないかな」とか心配が減って、のびのびと扱いたいテーマを扱えたり、踏み込んだ深めの内容まで発信できるようになったのがなんかよかった。Twitterとかでも発信はできるものの、ニュースレターの良さはこれだなと思った。え?マーケティングの定義ですか?戦争が起きますよ?Twitterではやめなさい!約束ですよ!
→これは本当にそう!
・オープンからクローズド。双方向から一方向。いき過ぎた双方向&オープンなプラットフォームでの発信に疲れてきたら、こういう一方向&クローズドはオアシスだなと思った。
→これは本当にそう!
・ムロヤの個人ブログサイトという母艦(https://oshamambe.jp/)もあるけど、ニュースレターはなんかパブリッシングという感覚が強い。
→ブログサイトだとコンテンツのストック性が高いからかなんか気軽さがあんまりないんですが、ニュースレターはフロー性が強いからカジュアルに思ったことをつらつらと書ける良さがあるなぁと感じました
・そう、一周まわってメールの接点が面白い。デジタルマーケの世界では最もローテクでありながら、最も生活に密着し実用な場所だから。Amazonの配送とか、クレカの利用状況とか、生活系の情報はSNSじゃなくてメールにくるでしょ?メールの接点はライフスタイルの一部なんですよ。
→なんか逆にフレッシュな体験なんですよね、ブログやSNSと違って
・メルアドというリストを保有できる(これがtheLetterさんのすごいいいところ。普通だったらプラットフォームからの独立を恐れて提供したくないデータ)。メルアドはデジタルマーケにおいて資産なんです。繋がりを持てますから。
→ありがたいことです
・自分はやっぱテキストの人だなと思った。
→拙者は早口で吃音のダブルパンチですから。テキストのよさよ。
あれからさらに思ったこと追記
・実験的なコンテンツも気持ち的に出しやすい。Twitter(Xって書くの逆にめんどくさくないですか?X(旧Twitter)の併記とか)はオープンでカジュアル、ニュースレターはクローズドでカジュアルな発信って感じの使い分け。それぞれでコンテンツを出してみて、Twitterならいいね数や保存数、ニュースレターなら回覧流入であろうPV数を見てヒントになることが多い。
・クローズドのニュースレターばかり書いていると、オープンのコンテンツが少なくなり、新しい接点づくりが難しくなるからこの辺のバランスの取り方が難しい
・新しくご購読してくださる方を増やすにも、新規リーチは不可欠。TwitterとかFacebookとか色んなメディアからもニュースレターの新着コンテンツは紹介しておいたほうがいい。
・ある会社のメールアドレスのドメインの購読者が増えていくと、社内で記事を回覧してくださったのかなと思えて嬉しい。(データを見ると、SNSでそんなシェアしてないのにPVが妙に伸びてる記事とかあるんですよね。検索流入でもなさそうな時はこう思っています)
・テキストコンテンツはやっぱ最高。これをベースに生成AIでアレンジしたり、動画展開にも使えるし。2024年は動画コンテンツに挑戦します!己の弱みを発揮しないやり方を模索しつつ。動画制作とかYouTube詳しい人、力を貸してください!!
・企業としてのメルマガよりも、個人で発信してるメルマガのほうがなんか関心を持たれやすいケースもあるなと感じる。こういう日経のニュースレターみたいに、「企業体としての情報じゃなくて、あの人の発信をウォッチしておきたいの!」ってニーズがある場合には使える手段かと。経営者メルマガとか、あの部署の専門家の誰々さんメルマガとかも面白そう。サイバーの藤田さんだって経営者ブログがありますし、あんな感じで。
・メールの場合はSNSと違って配信制御のアルゴリズムがないので、購読してくださっている方に対してはほぼ確実に情報をお届けすることができる。この情報伝達の強さが魅力だなと再認識した。(よっぽどスパムチックじゃない限り、迷惑メールフォルダに振り分けられることはない)
・そう、メールマーケティングって低コストで超イケてる戦術ですよ。お客様のリストが一定数あるならば、一度徹底的に整備することをおすすめします。
・ちょっと脱線しますが、こういうメルマガの良さがあるのに企業のメルマガで配信停止リンクがなかったり、「配信停止を希望する場合はこのメールに返信してお知らせください」的なダークな施策をやってると逆効果ですよ。なぜならば、そんなことはめんどいのでミュートしたりブロックしたり迷惑メールフォルダに指定しちゃうからです。人間は怠惰ですから、楽な方法を選びます。また顧客体験(おもてなし)の観点でも、配信停止リンクは潔くつけましょう!!!!必要になったらまた戻ってくるかもしれませんし。
・ニュースレターのネタは溜まる一方。作るときには何週間分かを一気に作ってます。
・でも時折、思いついたら思いついたまま書いて配信予約することもあります。ニューロンが活性化しているうちに言語化しきっちゃう感じ。
という感じです!2024年もどうぞよろしくお願いいたします。
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