マーケティングはこの面積を広げる感じで独学した
私は高専卒のエンジニアからマーケターに転向した人間で、マーケティングは独学です。大学の経済学部とか商学部を出たわけじゃありません。親が自営業をやっているわけでもありません。別にMBAとかもってません。(28〜29歳くらいのころにグロービスの経営戦略・マーケティングの単科は受講しましたが)
そんなマーケティングとは無縁だったムロヤが、どんな感じでマーケティング学んでいったかをシェアしたいと思います。こんな事例もあるんだな程度に参考になればと。
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マーケティングを勉強し始めるときに、「マーケティングとは」から学ぶのは正しい道かもしれませんが、近道とは別だと思っています。
ちょっとWikiで見てみましょうか。
「マーケティング(英: marketing)とは、企業などの組織が行うあらゆる活動のうち、「顧客が真に求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客がその価値を効果的に得られるようにする」ための概念である。また顧客のニーズを解明し、顧客価値を生み出すための経営哲学、戦略、仕組み、プロセスを指す。」https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%B1%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0
AMA(アメリカ・マーケティング協会)ではこちら
「Marketing is the activity, set of institutions, and processes for creating, communicating, delivering, and exchanging offerings that have value for customers, clients, partners, and society at large. (Approved 2017)」
日本語訳「マーケティングとは、顧客、クライアント、パートナー、社会全体にとって価値のあるものを創造し、伝達し、提供し、交換するための活動、制度、プロセスのことです。」https://www.ama.org/the-definition-of-marketing-what-is-marketing/
はい、これで腹落ちする人がいたらもうこのメルマガをそっ閉じでOKです。
私はこの定義の良し悪しを語りたいわけではなく、腹落ちしながらマーケティングの知識を引き出しに整理しながら入れたいのです。
もちろん、コトラーが体系化してくれた「R・STP・MM・I・C」のプロセスだったり、グロービスの経営戦略・マーケティングの単科で習った「STP」「クロスSWOT」「ファイブフォース分析」「4P」とかも既存のフレームワークの習得も大事です、
ただ、私はもっと自分の認知特性にフィットした概念で覚えたく、こう整理して再解釈して自身の頭に取り込みました。
「AとBをつなぐ」です。
解説
「A」が商品やサービス、「B」がお客様です。
で、「つなぐ」がニーズとベネフィットだったり、商品と出会える場所の販路だったり、知れる場所のメディアだったり、認知プロセスとかですね。