ほんと真実・誠実・謙虚だなと思った話〜二つの赤いハンバーガーが私に教えてくれたこと〜
本ニュースレターは、スノードーム代表・ムロヤの思考法やインプット術などについてご紹介しています。
今回のテーマは 「integrity(インテグリティ)」です。
採用など、あらゆるところで大事な概念です。
というのも、ついさっき遅めのランチをすませたのですが、そこで思うことがあったのでメモとして書きます。
突然ですが、皆さんはお店で食べたハンバーガーのパティのお肉が生焼けだったことはありますか?
私は人生で2回あります。しかも直近半年間とかの話です。そんなヘビーハンバーガーユーザーじゃないんですが。
一度目は名前は伏せますがFッシュネスバーガーです。
パクパク食べていて、パティにたどり着いてふと見たら、赤かったです。
「やべ、赤いじゃん」
「ん?でもこの赤みはこういうこともあるのかな」
と思い、Google検索で「ハンバーガー 赤い」とかで検索しました。
結果、よろしくないと判断し、調理場のスタッフさんに「すいません、お肉が赤いんですけどー」と伝えました。
その時は「申し訳ございません!替えをお持ちします!」と真摯にご対応いただき、替えのハンバーガーも速攻出てきて、「さすがFッシュネスバーガーさんだな」と速攻で信頼回復したのでした。
その後もその店に通ってますよ。
で、ついさっき、別のあんまりメジャーじゃないハンバーガー屋さんに行きました。
ハワイっぽいパイナップル入りとアボガドのどっちにしようかな〜と迷って、アボガドのほうを注文。
で、到着。
パクパク食べていて、パティにたどり着いてふと見たら、赤かったです。
「やべ、赤いじゃん」
「ん?でもこの赤みはこういうこともあるのかな」
と思い、今回もGoogle検索で「ハンバーガー 赤い」とかで検索しました。
且つ、パティをフォークでちょっといじってみると明らかに赤い筋繊維がこんにちはしてきました。
これはよろしくないと判断し、テーブルの前を通りがかったスタッフさんに「すいません、お肉が赤いんですけどー」と伝えました。
そしたら
「(お肉を覗き込む)あー、本当ですね。申し訳ございません。…お取り替えしますか?」と選択肢を委ねる感じで。
で、「はい、お願いします」と言ったら、その赤いハンバーガーをテーブルに残したまま立ち去ろうとしたので、「これ(赤いハンバーガー)持ってってください」とお伝え。
ちょっとした言動の違いなのですが、どこか「てへぺろ感」を感じました。軽いなと。軽んじておるなと。
そこで思い出したのが、「integrity(インテグリティ)」について。
弊社、絶賛採用強化中で、色々調べていた中でこういう研究と出会いました。
サトマイさんの投稿が参考になります。
また、組み合わせることで効果的なのは、高潔性テスト(Integrity…
インテグリティについてのジャストミートな日本語訳はないらしいのですが、「誠実」「真摯」「高潔」といった意味合いです。
(真実・誠実・謙虚を思い出しますね。ちな、採用や育成にあたりNiziProjectを最近また観てましたw ユナちゃんへの言葉のシーンが何回観てもグッとくる)
真実…“隠すものがない人になれ”。カメラの前でできない言葉や行動はカメラがない場所でも絶対にしないでください。気をつけようと考えないで気を付ける必要がない立派な人になってください。誠実…“自分との闘い”。自分自身にムチを打って、歌の練習、ダンスの練習、語学の勉強などをずっと続けていたら、それが積み重なって君たちの夢をかなえてくれます。謙虚…言葉や行動の謙虚ではなく“心の謙虚”を意味しています。隣にいるみんなの短所を見ないで、長所だけを見て心から感謝すること、それが謙虚です。
インテグリティ。ここからは少し本来のニュアンスとは狭くなるかもしれませんが、わかりやすくするために「誠実」と言いかえてお話ししますね。
こんなことを思ったのです。
・誠実だと、もし失敗したとしても、挽回しようと心から思って行動に出せる
・誠実だと、ミスされた側もそういう行動を見ると許してあげちゃえる
・誠実じゃなかったら、再挑戦のチャンスが巡ってこないかも。「もういいや」と愛想をつかれるかも
・日頃から誠実な人になれていたら、きっとトラブルに遭遇しても周りが手を差し伸べてくれるはず
・日頃から誠実じゃなかったら、きっときっとトラブルに遭遇しても周りがあんま手を差し伸べくれない
・誠実だったら、何か揉め事的なことになりそうでも、ちゃんと解決できそう
・誠実じゃなかったら、何か揉め事的なことになりそうになったらどんどん悪い事態に発展しそう
・誠実じゃなかったら、いろんな問題の火種がその人から生まれるかもしれない
・そしていずれ腫れ物を触るようになりそう
誠実って超大事な因子だなと思ったのです。
「integrity」がほんと大事だなと。リアルに身に沁みて感じたお話でした。
ミスした時こそ、誠実に挽回!
やらかした時は、圧倒的な信頼形成のタイミング(ポジにもネガにも)!
成功の短期視点だと、人のスキルとか実績とかそういうところに目を向けがちですが、長期的な成功、持続的な成功にはこういう部分が大事だなと。確かに誠実だと何回もチャンスが巡ってきてサイコロを振り続けられるよね。打席が回ってくるよね。日々の鍛錬を怠らないよね。
ハンバーガー代1,400円くらいが、いい勉強代になりました。
こういうネガ話とかクレーム系はあんまりXでも衝動的に書かないようにしているんですが、今回はなんかいい勉強になったなと自分でも思ったので(そうやってちょっと嫌な経験を捉え直して記憶を上書きしたのでw)書いてみた次第です。
私も気を引き締めていこうと思いました。
おしまい。真実・誠実・謙虚 is 最強。
追伸:
JYPのようなすごいトレーニングシステムのマーケ版を作ってみたい。
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