良くもないし悪くもない施策のままでいる人の心理
良くもないし悪くもない施策がずっと続いているなんて状況はありませんか?
メルマガ、SNS、サイト改善、バナー広告、訴求開発などなど。
それは自尊心がそうさせているかもしれません。
先日のメルマガ「当たり前のことを当たり前にやれてるチームですか?」に関連して思ったことがあるので、書いてみる。
人には「自尊心」がある。「承認欲求」がある。
また、人間にはダメージを避けるための「自己防衛本能」がある。
肉体的な防衛本能もあれば、心が傷つかないように無意識に働く精神的な防衛本能もある。
もしも「実際のところ、そんなにマーケティングやブランディング施策がうまくできていない状態(数字もそんなに変わらない施策遂行のぬるま湯状態)」にいるとして、これら心理が歪んだ形で発動するとどうなるか。
まず、「できない自分」は自尊心を傷つける。心が痛い。チクチク、ズキズキする。胃に違和感が出てくる。「できていない自分」を直視するのは、誰だって怖い。
だから心はそっと目をそらす。できない自分を認められなくて「自分はできてる」と思い込む。良くやっているし、なんなら他にも色々手を広げているし、頑張っていると思える。
ただ、自分はできてる、この施策は及第点を取れていると思っていたら、成長は停滞する。
改善活動がなされないからだ。
他にも、他人のせいにして自分を守ろうとしたり(=投影)、「状況が悪かっただけ」と失敗を正当化する(=合理化)こともあるだろう。
どうすれば改善活動がなされるようにできるのか。
歪んだレンズを正すには、「できない自分を見ても壊れない自尊心」を育てることが大切だ。
自己肯定感というと良いのだろうか。具体的な方法としては