消費者理解の先の人間理解に投資を
消費者理解の前に、人間理解があります。消費者理解をミクロに突き詰めると人間理解に行き着きます。人間を知ることで、人間の本質に逆らう施策をしなくなり、成功確率が高まるからです。人間の脳・心・行動を知ろうと思いました。
しっかりとした人間理解があれば、それは消費者理解を助けてくれ、顧客起点での適切なマーケティング施策の立案・遂行につなげられます。人間を知ることで、正しい大きな方向づけができるようにもなるからです。メディアやテクノロジーの変化は激しいですが、人間は普遍的なテーマであるため、何十年後も価値のある知識だと思ったからです。
脳科学からマーケティング、人文科学から経営科学、脳科学を組織論に。マーケティングの力を、組織マネジメントに活かすには・・・ナッジをどう使うか、記憶の仕組みはこうだからこうしようとか、先人の知恵を使いこなしたかったから学びました。
人間そのものを知る、バグが残ってる不完全な人間をまるごと理解することです。
読んできたジャンルは心理学、認知心理学、行動経済学、神経経済学、進化心理学…。挙げれば色々。
例えば、ブランドは知覚で生まれます。そして認知科学というジャンルは「情報処理の観点から人間を理解」するもの。つまり、知覚の仕組みを学ぶことで、ブランディングのコミュニケーション活動にも活かせます。
神経科学は「神経系に関する研究、ニューロサイエンス」、認知神経科学は「知覚の仕組みを脳機能から説明する」こと。脳科学は「脳が生み出す脳機能の観点から人間を理解」で、・感覚入力処理(五感)・高次認知機能・情動
などなど。社会神経科学は、共感の仕組みを学べるので、SNS施策にも活きるでしょう。
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